「かっこいい」だけでは選ばない。ビュッフェ・テーブルウェア新商品採用における3つのポイント

ブログ

「見た目が良いから」「価格が安いから」という理由で什器を選び、購入後に後悔したことはありませんか?「導入してすぐに壊れてしまった」「什器を変えたがお客様の口コミ評価が低かった」…そんな現場の悲鳴を私たちは多く耳にしてきました。私たちDACが世界中の展示会(見本市)を巡り、数多くあるブランドから日本へ導入するものを選ぶとき、「見た目のかっこよさ」は絶対条件であり、また最低条件です。

プロを納得させ、ホテルやレストランの評価を左右する什器とは?今回は、私たちが新商品を採用する際に譲れない3つのポイントをご紹介いたします。

ポイント1:「オリジナル(本物)」であること

私たちは決して模倣品を選びません。優れた商品を真似することは簡単です。しかし、目を引くデザインや考え抜かれた機能性はメーカーが汗水流した時間と労力の賜物であり、最も尊重したい部分。オリジナルに勝るものはないと考えます。

イギリスのCraster(クラスター)と出会ったのは10年以上も前のこと。GN(ガストロノーム)規格に合わせたスタンドとそれに対応するさまざまなマテリアルのボックスやトレイを組み合わせる「Flow」シリーズ。これを生み出したのがCrasterです。特に世界中のスタンダードとなった木製ブレッドスタンドは、代表作のひとつといえます。模倣品が散見されますが、Crasterのディティールまでこだわり抜かれたデザイン、高級感のある質感と堅牢なつくりは、現物を見れば一目瞭然です。例えば木本来の質感を残しつつ触り心地の良さも兼ね備えたオイル塗装や、ひとつひとつ表情が違う大理石の風合いなどがゲストの五感に訴えかけます。また、毎年のように発表される新商品は、既存商品との組み合わせも可能なものが多く、次はどんな展開になるのかといつも期待に胸が膨らみます。

 ポイント2:信頼のおけるメーカーであること

海外の展示会で新しいメーカーと出会ってもすぐに取引を始めるわけではありません。帰国後にも先方とオンラインミーティングを行い、必要な情報の開示を求めて信頼のおけるメーカーかどうか見極めます。また、改めてサンプルを取り寄せ、業務用に耐えうる強度や食洗機の可否の確認はもちろん、木材は良質か、ステンレスの厚みは十分か、部品の供給は可能か…など吟味し、食品衛生法をはじめとした日本の法律をクリアしているかといったことも確認します。もどかしい時間でもありますが、このステップをしっかりと踏むことが、DACというブランド価値を守り、また底上げしていると確信しています。こうした選定プロセスを経て取り扱うブランドは、いずれも世界各国の市場で高く評価され、広く認められているものばかりです。

「DACの商品は値段が高い」というお声も耳にします。しかし、こうした品質の良さ、メーカーの真摯な対応が、結果として商品の長寿命化、ひいてはLCC(ライフサイクルコスト)の低減に繋がると考えています。

ポイント3:市場で選ばれ続ける価値があること

DACのショールームには毎日のように来客があり、またホテルのレストランや宴会場、厨房を訪問し、実際の現場を拝見することも多々あります。こうした中で私たちは、ラグジュアリーホテルをはじめとしたプロフェッショナルの方々と日々対話し、新商品のヒントをいただきます。難しいお題をいただくこともありますが、そのハードルを越えるごとに私たちのプロとしての視点も磨かれているように感じます。

実際に商品が使われているところを目にすると、日々の苦労が報われたような思いがするのも事実です。業界の最先端を走る一流のホテルやレストランに選ばれたこと。それが私たちの審美眼に狂いはなかったという自信にも繋がります。

商品を通してDACが提供する価値とは

ホテルやレストランを訪れるゲストは、言葉にせずとも、その空間の「格」を感じ取っています。視覚的な美しさはもちろん、手に触れたときの質感や重み――そうした細部の積み重ねが、無意識のうちに判断基準になりえます。そして、その基準は空間のグレードが高まるほどに、いっそう研ぎ澄まされていきます。五感すべてで「本物」を感じていただき空間を底上げすること。それこそが、私たちDACが商品を通して実現したい価値であり、この業界における使命であると考えています。私たちと志を同じくするサプライヤーと共に、この価値観が「当たり前」になる業界を目指していきたいと思います。

関連リンク

【ブランド/Craster】

https://dac-web.co.jp/brands/craster

【ニュース/ブログ/ホテル訪問】

https://dac-web.co.jp/news/news-cat/blog